「マダックス」「毎週ノーノー」「由伸が負けた」面白過ぎるパ・リーグ3試合完封に「パ大投手時代」

[ 2022年4月19日 21:30 ]

<楽・日>90球で完封勝利を挙げた加藤(撮影・沢田 明徳)
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 プロ野球のパ・リーグは19日、各地でナイター3試合が行われ、新庄ビッグボス率いる日本ハム先発の加藤貴之投手(29)が首位・楽天相手にわずか90球の完封劇で今季2勝目。ロッテと対戦した西武はバーチ・スミス投手(32)が来日初登板初先発ながら7回無安打無得点とロッテ打線を封じる快投で鮮烈な白星デビュー。そして18連勝中オリックス・山本由伸投手(23)はソフトバンク戦に先発し8回2失点で昨年5月19日のロッテ戦以来、335日ぶりの黒星。昨年5月28日のヤクルト戦からシーズンで勝ち続けていたが、連勝は18でストップした。

 この日行われたパ・リーグは前3試合で完封決着。極端な「投高打低」の傾向が顕著になっているパ・リーグの投手陣の凄さにファンから「またマダックス出たの?」「今年のプロ野球もちろん佐々木は別格ですごいけど投高打低すぎへん?マダックスは連発するしまたノーノー未遂やし」「今度はノーノー未遂」「佐々木朗希の完全試合、8回完全に続き毎週ノーノー」「ロッテがノーノーされかける・山本由伸連勝18でストップ」「このまえ上茶谷の時にマダックスの意味知ったと思ったら」「マー君だけじゃなくて由伸さんもムエンゴ復活だったのか」「由伸が負けた」「とうとう由伸が…」「パ・リーグ大投手時代の到来だな」などさまざまなコメントが飛び交った。

 開幕から3週間。今年のパ・リーグの「投高打低」ぶりはチーム成績にも表れている。18日までのチーム防御率1位はロッテの1・97。チーム成績で1点台というのはあまり例がない。一方でチーム打率ワーストはオリックスの・194。チーム打率1割台も、あまり見ない数字だ。ちなみにセ・リーグのチーム打率ワーストは阪神の・220。これと比べてもオリックスの数字がいかに低いかが分かる。セ・リーグと比較すると、防御率2点以内の投手がパ・リーグの10人に対してセ・リーグは5人。3割以上の打者もセ・リーグは8人とパ・リーグよりも多く、やはり今回の「異変」は特にパ・リーグで顕著と言える。

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