Honda熊本が初優勝 今秋ドラフト候補の「4番一塁」古寺が決勝打

[ 2022年4月19日 19:26 ]

JABA岡山大会 決勝   Honda熊本3―1パナソニック ( 2022年4月19日    倉敷マスカット )

<Honda熊本・パナソニック>優勝しマウンドに集まるHonda熊本ナイン
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 昨年の都市対抗で準優勝したHonda熊本が初優勝。初回1死一、二塁で今秋ドラフト候補の「4番一塁」古寺宏輝(23=関東学院大)が決勝点となる左前適時打を放ち先制。2―1の6回1死無走者では左越えソロを放って突き放し、2打点を挙げて4番の仕事を果たした。「ブチ(思い切り)振ってやりました。打って欲しいところで打てるバッターが4番。これからも頑張ります」とうなずいた。

 Honda熊本は13年九州大会以来、9年ぶりとなるJABA大会制覇。この間、16年の熊本地震も乗り越えてきた。大津町の製作所には、震災の影響で止まったままの時計もある。13年から所属する入社10年目の主将・川嶋克弥(31=明大)は「あの時は被災地へボランティアに行ったりして、自分たちが逆に勇気をいただいた。ちょうど6年が経ちますが、まだ復興半ば。勝利を届けられる、影響力のあるチームになりたい」としみじみと話した。

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