巨人・原監督 首位浮上も、あくまで挑戦者 「我が軍もこの数年、やられっぱなし」

[ 2022年4月19日 22:07 ]

セ・リーグ   巨人3―1広島 ( 2022年4月19日    東京D )

<巨・広>試合後、原監督(中央)はファンの喝采に応える (撮影・西川祐介)
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 巨人・原辰徳監督(63)が首位攻防第1ラウンド勝利の喜びもそこそこに、20日の相手先発・床田に最大限の警戒心を払った。

 先発・戸郷が8回1失点の安定感で勝利の原動力となり、打線も坂本の先制弾、岡本の適時打など主軸が働き、少ない点数ながら、効果的に加点した。指揮官は戸郷について「今日は、あまり変化球に頼らずにね、非常にこう真っすぐをうまく使ってと。5回以降くらいかな、少し先頭バッターに対して、ちょっと勝ちを急いだようなね、そういうケースもありましたけども。でも、8回を1点で抑えたっていうのはね、良かったと思う」と評価した。

 広島を破り、首位に立ったが、視線はすでに次戦を向いている。「あしたの投手、床田投手はね、調子もいいし。我が軍もかなりこの数年ね、やられっぱなしなんでね」と言う。これまで、先発としては9回対戦で3勝3敗だが、前回対戦の4月6日には7回を3安打無得点に封じられ、昨年9月21日にはプロ初完封勝利を許している。「まあ何とか、一矢を報いたい、という風に思います」と挑戦者の立場で連勝を狙いに行く。

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2022年4月19日のニュース