楽天・田中将 8回120球の力投も今季初黒星 「一番最悪な形でした」と2回宇佐見の2ラン1発に泣く

[ 2022年4月19日 21:10 ]

パ・リーグ   楽天0ー2日本ハム ( 2022年4月19日    楽天生命 )

2回、宇佐見に2ランを打たれた田中将(撮影・篠原岳夫)
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 楽天は先発の田中将が2回に宇佐見に1発を浴びたがその後は無失点に抑えて、8回120球2失点の力投も実らず今季初黒星となった。打線は田中将の力投に応えられず日本ハム先発の加藤に3安打しか打てず0ー2の零封負けで連勝が2で止まった。試合後の田中将の一問一答は以下の通り。

 ――8回6安打2失点で今季初黒星。今日の投球を振り返ると?
 「序盤はなかなかリズムがつかめない流れで、自分にも我慢我慢と、流れがくるまで辛抱して投げようと言い聞かせながら投げていたんですけど。トータルでは何とか粘って投球できましたけど、あのホームランは自分の中でも投球フォームのバランスがやっぱり悪くて、あっ!?と思った球を捉えられて、結局それが命取りになってしまった。自分の投げた感覚と結果がマッチしてしまった、一番最悪な形でしたね」

 ――宇佐見に2ランされたのはツーシーム?
 「そうです」

 ――中盤以降、―スプリットで抑える場面も増えた。今日の出来は?
 「スライダー、スプリット、スプリットチェンジは良かったですね」

 ――相手先発加藤は球数短くイニングを終わるのが早く、準備が大変だったか?
 「いや、全然大変さはないですよ」

 ――試合の中でバランスのずれや、狙いより球が外れるところは徐々に良くなっていった?
 「いや~そうでもないですね。特に真っすぐの制球はどうしようもなかったですね。どっちに打者が立とうが、両サイドにずれまくっていました」

 ――普段なら試合の中で多彩な引き出しの中から策を模索して修正することが多い。
「いろいろやりましたよ、今日も。やりましたけど、ただつながらなかった。まぁホームランこそ打たれましたけど、それ以外のヒットはボテボテのコースヒットだったり、ポテンだったり、というのがほとんどだったとは思うので。結局ホームランが命取りになってしまったゲーム。全体的には結果として(相手打者の)バランスを崩せていたかなと思います」

 ――相手打者も序盤のように、コツコツ当ててくるアプローチが多い。そこも我慢が必要。
 「はい、もちろんそうです。そこも含めての我慢、粘って辛抱して、何とか流れくるまでと思っていました」

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2022年4月19日のニュース