阪神 DG6連戦ローテ再編 14日藤浪は今季初中5日、15日青柳が今季初登板 悪いムード変えてくれ~

[ 2022年4月11日 05:30 ]

阪神・青柳

 10日の広島戦に0―1で敗れた阪神は、あす12日からの中日、巨人との6連戦に先発ローテーションを再編して臨む。この日、秋山が出場選手登録を抹消され、藤浪が中5日の登板間隔で14日の先発に回る予定。15日からの巨人3連戦は青柳、新助っ人のウィルカーソン、ガンケルを投入する見込みで、最善を尽くして低迷打開を図る。

 借金11からの反攻に向け、心機一転する。阪神は先発陣を再編して、12日からの6連戦に向かう。金村投手コーチは明言こそ避けたが、方向性を示した。

 「青柳とかが入ってくるのかな。その辺の順番はまた…。明言は避けておきます」

 9日広島戦で3回6失点と精彩を欠いた秋山がこの日、出場選手登録を抹消された。同コーチは「今後の日程とかを見たり、ローテの中で一回ちょっと抹消しようかという話」と説明。それに伴い、あす12日からの中日戦は西勇、伊藤将に続く3戦目に藤浪を投入することが決定的となった。右腕は8日の広島戦で4回3失点と結果に恵まれなかったが、86球と余力を残しており、今季初の中5日でのマウンドを託す。

 そして15日巨人戦には、一度は開幕投手に指名されながら開幕直前の新型コロナウイルス感染で離脱を余儀なくされた青柳が、今季初登板の予定。16日の第2戦は新外国人のウィルカーソンに白羽の矢が立った。2軍では2試合に登板して計8回無失点。金村投手コーチも「先発に求められる全部の球種でストライクが取れる」と評価しており、先発陣の“救世主”として働きに期待がかかる。17日はガンケルだ。

 開幕先発ローテーション入りした6人からすでに桐敷と小川が中継ぎに回り、秋山が降格。火曜の西勇、水曜の伊藤将以外は入れ替わりが激しいが、これも1勝12敗1分けと低迷する現状の打破を図るためだ。ここまで14試合でクオリティースタート(6回以上、自責3以下)5試合と苦しい台所事情が続いた。反攻に転じるためにも、先発から流れを変えていく。

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2022年4月11日のニュース