ロコ・ソラーレ、3・30札幌Dで始球式 新庄日本ハムを後押し 前回16年は日本一

[ 2022年3月18日 05:30 ]

2016年に日本ハムの始球式に登場したロコ・ソラーレのメンバー
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 日本ハムは17日、本拠地開幕2戦目となる30日の西武戦(札幌ドーム)で今年2月の北京五輪で銀メダルを獲得したカーリング女子日本代表、ロコ・ソラーレがファーストピッチセレモニーを務めると発表した。同セレモニーを務めるのは16年以来2度目で、前回は最大11・5ゲーム差をひっくり返してリーグ優勝、日本一を達成。新庄剛志監督(50)にとっては心強い「勝利の女神」となる。

 幸運の女神がやってくる。北京五輪で日本カーリング史上最高成績となる銀メダルを獲得したロコ・ソラーレ。30日のファーストピッチで、札幌ドームに登場する。

 スキップの藤沢五月は、球団を通じ「スポーツで北海道を共に盛り上げる仲間として、そしてファイターズファンの一員として、神聖なマウンドに立たせていただく責任と喜びを感じながら、少しでも試合を盛り上げるお手伝いをさせていただければと思います」とコメントした。

 前回の16年。カーリング女子世界選手権で銀メダルを獲得したロコメンバーは、5月31日のヤクルトとの交流戦(札幌ドーム)で始球式を行った。藤沢がカーリングのようにボールを転がし、他の選手がスイープするカーリング式投球を披露し、ファンを沸かせた。その年、チームは6月24日時点で首位と最大11.5ゲーム差。大谷(現エンゼルス)らを中心に球団記録の15連勝を記録するなどして、大逆転でリーグ優勝を果たした。

 キャンプ中はガラポン抽選器で打順を決めたこともあった新庄監督は、開幕から1カ月後に「打率のいい順に1番からもっていくのも面白いかな」と新たな打順構想を披露。北京五輪では野球の1番打者とも言える第1投者の「リード」吉田夕が、出場全10カ国のリードで、トップのショット率91%をマークし銀メダルに貢献した。確率の高いトップバッターは、まさにビッグボスの新構想そのもの。ロコ式打線で勝利を目指す。

 スイープには「払う、掃く」のほかに「圧勝する」の意味もある。同じ北海道を本拠とする女神にパワーをもらい、スイープを狙う。(東尾 洋樹)

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2022年3月18日のニュース