坪井智哉氏が独立L・石狩レッドフェニックス監督に就任「北海道を元気に」

[ 2022年2月17日 15:24 ]

石狩レッドフェニックスの監督就任会見に臨んだ坪井氏(左)と老田代表(撮影・石川 加奈子)
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 野球の独立リーグ、北海道フロンティアリーグの石狩レッドフェニックスは17日、監督に前DeNA打撃コーチの坪井智哉氏(47)が就任したと発表した。PL学園―青学大―東芝を経て97年ドラフト4位で阪神入りした坪井氏は、03年から10年まで日本ハムでプレー。退団後も北海道との縁が続いており、オファーを受けた。

 石狩市内で会見した新指揮官は「北海道を元気にしたり、活性化するチャンスをもらえた。野球の楽しさ、厳しさを伝えていきたい」と気合十分。現役時代に声援をもらった日本ハムファンに向けて「北海道全体を盛り上げるなら、(石狩も)応援しようよ!と伝えたい」と語った。

 日本ハム・新庄監督とは現役時代に長く一緒にプレーしている。「忙しいと思うのでまだ連絡していないし、邪魔はしたくない」と気遣いつつ「いろんなコネクションを使ってやれることは何でもやりたい」と、新天地でも「共闘」したい考えだ。

 北海道フロンティアリーグは、昨季まで独立リーグ・北海道ベースボールリーグに所属した石狩、美唄、士別の3球団が脱退して新設したリーグ。士別は中日やDeNAなどでプレーしたトニ・ブランコ氏が選手兼監督、美唄は北照高を甲子園に8度導いた河上敬也氏が監督に就任した。

 ◇坪井 智哉(つぼい・ともちか)1974年(昭49)2月19日生まれ、名古屋市出身の47歳。PL学園、青学大、東芝を経て97年ドラフト4位で阪神入り。振り子打法で安打を量産する左打ちの外野手として活躍し、03年から10年まで在籍した日本ハムでは、3度のリーグ優勝に貢献した。11年はオリックス、12~14年は米独立リーグでプレーし、15年から昨季までDeNA1軍打撃コーチを務めた。NPB通算成績は1036試合出場、打率・292。家族は妻と2男1女。

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2022年2月17日のニュース