ご心配なく!!ソフトバンク・グラシアル、合流遅れも何の 初シート打撃で3安打「徐々に状態上げる」

[ 2022年2月17日 05:30 ]

紅白戦 ( 2022年2月16日    宮崎・生目の杜 )

<ソフトバンク>打撃練習で快音を飛ばすグラシアル(撮影・中村 達也)
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 不安はない。ソフトバンクのグラシアルが宮崎春季キャンプ第4クール2日目の16日、今季初の実戦形式に臨み快音を連発した。B組で初のシート打撃に参加。石川と対戦し、3打席目に中前打を放った。今季“初ヒット”に「感覚的には良かったと思う。準備、調整は順調にいっている」と充実感を漂わせた。

 予定は3打席だったが「感覚が良かった」と2打席おかわりを志願。いずれも椎野から2安打を放ち、いきなり計3安打をマークした。「開幕に向けて、徐々に状態を上げていきたい」と意気込んだ。

 昨年は5月に右手薬指を骨折し、その後はリハビリ組のままシーズンを終えた。このオフは母国キューバで実戦を積むなどし試合カンも戻っている。4番候補として期待を寄せる藤本監督は「フリー打撃を見る限り順調。やっぱり芯で捉えてる確率が多い」と評価した。

 「試合に出たら自分の100%を出してチームの勝利に貢献することが大事と思っている」とグラシアル。NPB4年で通算打率3割の優良助っ人が、完全復活を予感させた。

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2022年2月17日のニュース