“無知の知”佐藤輝に「言葉の解釈って、人それぞれ、いろいろあるんだな(笑)」 阪神・矢野監督語録

[ 2022年2月17日 05:30 ]

<阪神春季キャンプ> 1日キャプテンを務めた佐藤輝(右)と伊藤将(左)と家族への愛を叫んだ津田広報 (撮影・平嶋 理子)  
Photo By スポニチ

 【16日の阪神・矢野監督語録】

 ▼今キャンプ初のケース打撃はミスもあり、成功もあり この時期にやれば、いいことよりも、逆に良くない面が出る。それを含めての確認の練習。キャンプの序盤っていうのは、どうしてもバッティングの自分の形とか、実戦に向けてというよりは、自分のパフォーマンスをいかに上げていくかというところに、選手は力を入れているわけで。個人のプレーが多かったけど、今日のケース打撃から、チーム全体の練習に移行していくことになる。これからバントの意識を高められると思う。そういうための練習だったと考えると、きょうのケース打撃は良かったかなと思う。

 ▼終了後に選手ミーティング 集まって確認をするのは、いつもやっていることやから。迷ってプレーをすることが一番良くない。俺らの時代にもあったけど、どうやったらいいのかなって思いながらプレーをするのが(いけない)。うちは、みんなで話し合ってやろうということを決めている。選手が自分たちでミーティングをして、「どうしたらいいですか?」という疑問が出るから、コーチ側も「こうじゃないか」、「ああじゃないか」と気付いたことを伝えられる。そうすることで、より迷いなく選手がプレーをしていけると思う。

 ▼育成の渡辺の評価が上昇中 クイックも苦手ではないし、ソフトバンクでいろんな経験を積んでやってきているだけあって、タイミングとかも、うまくズラせられる。ボールもだんだんよくなってきている。(左横手投げの)ああいう投手はウチには少ない。流れを止めたい、流れを変えるような、そういうところで投げてほしいと思って来てもらったんで。おもしろい存在になってくれると思うけどね。

 ▼西勇が鈴木へアドバイス そんなの当たり前でしょ。別に(西)勇輝も特別にやっていることじゃないし、普通のことをやっているはず。特別じゃないと俺は思っているけどね。(前日のシート打撃で悔しい思いをした鈴木に)、オレも言っているんだけど、最悪のスタートを最高のスタートに変えられるのは、自分自身なので。終わったことは変えられないけど、これからは変えられるので。まあ、大丈夫じゃないかなと思うけどね。

 ▼「無知の知」の哲学者・佐藤輝 言葉の解釈って、人それぞれ、いろいろあるんだなと(笑い)。おもしろいよ。

続きを表示

この記事のフォト

2022年2月17日のニュース