西武・ブランドン チーム救う“ヒーロー”へ1号 憧れは「スパイダーマン」

[ 2022年2月17日 05:30 ]

紅白戦   紅組0―3白組 ( 2022年2月16日    南郷 )

紅白戦でソロ本塁打を放つ西武・ブランドン(撮影・尾崎 有希)
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 西武・ブランドンが「スパイダーマン」のようなしなやかな動きで今季のチーム1号を放った。宮崎・南郷キャンプで行われた今季初実戦となる紅白戦に白組の「5番・三塁」で出場。4回2死で豪快弾をかっ飛ばした。

 佐々木が内角に投じた直球を、コマのように軸足で体を回してミート。左翼後方の防球ネットに突き刺す推定130メートルの特大ソロを放って「うまく回転して打てた」と笑った。

 休養日は宿舎の自室で映画「スパイダーマン」を観賞して過ごす。小学生時代から何度も見返し「自分もあんなヒーローになりたいと思う」と言う。新人だった昨季は32試合の出場で3本塁打。まずは三塁の定位置を奪い、42年ぶりに最下位に沈んだチームを救うヒーローとなる。 (神田 佑)

 ≪愛息パワーだ!!29歳源田初安打≫源田が29歳の誕生日に今季の実戦初安打を放った。白組の「1番・遊撃」で出場し、5回に宮川から中前打。1月に第1子の男児が誕生し「(長男が)元気で泣いている姿を見ると、僕も頑張ろうと思う」と責任感をにじませた。キャンプ初日にナインの前で辻監督からチームのために今すべきことを考えるよう求められた主将は「意識してチームのために頑張りたい」と決意を口にした。

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2022年2月17日のニュース