オリックス・吉田正 覚悟の強行出場明かす「4打席で5、6スイングぐらい」 フルスイングは試合限定

[ 2021年11月10日 21:55 ]

クライマックスシリーズ ファイナルS第1戦   オリックス1-0ロッテ ( 2021年11月10日    京セラD )

パCSファイナルS<オ・ロ(1)>3回2死、中前打を放ち、笑顔を見せる吉田正(撮影・坂田 高浩)
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 オリックス・吉田正は「3番・DH」で右尺骨骨折後、初の実戦復帰。

 初回1死一塁の第一打席でいきなり初球をフルスイングし「最初のインパクトが大事。初球にストライクが来たら行こうと思っていた」と復活を強く印象付けた。

 3回2死では中前打を放つなど、練習では見せない強いスイングを披露。まだ全快とは言い切れず、患部への負担を減らすため「なるべく試合で取っておく。4打席で5、6スイングぐらいかな。1日のスイングを少なくして、最大限出せる準備をした」と意図を明かした。

 シーズン最終盤で無念の戦線離脱。「皆がチャンスをつくってくれて今日がある。まだ皆と戦えるのが嬉しい。日本シリーズの最後まで戦いたい」と主砲として打線の軸に座り続ける覚悟だ。

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