オリックス・吉田正、驚異の回復力!故障後初の実戦形式打撃練習でライナー性打球「強く振れることは確認」

[ 2021年11月10日 05:30 ]

実戦形式の打撃練習を行う吉田正。投手竹安(撮影・北條 貴史)
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 右尺骨骨折からの復帰を目指すオリックス・吉田正が9日、故障後初めて実戦形式の打撃練習を行った。

 「イメージのズレはあるが、試合でどうなるか分からないが、怖さも抜けて、少しずつ強く振れることは自分でも確認できた。僕はやれることを逆算してやってきた。あとは首脳陣の方の判断です」

 京セラでの全体練習に参加。増井と竹安が打撃投手を務め1セット5球の6打席。段階的にスイング強度を上げ、29球目に竹安から中前へライナー性の打球をはじき返した。

 10月2日のソフトバンク戦で死球を受け患部を骨折。治療と合わせて食事面など夫人のサポートも受けながら回復に努め「プレートを入れてとかだったら、もう少しかかったかな。幸い手術ではなかったので」。全治2カ月とされる中で驚異的な回復力を発揮した。

 2年連続首位打者の状態良化はプラス。視察した中嶋監督は「軽々しく言えないです。デリケートな部分なので。プレッシャーをかけて無理に試合に出ないといけなくなっても困るし」と慎重に見極める方針で、10日に最終判断する。

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2021年11月10日のニュース