巨人・岡本和 欠場濃厚で原監督気合「ベンチで戦う。顎を締めながらいく」

[ 2021年11月10日 05:30 ]

練習を終えた原監督は気合を込めて拳を突き上げる(撮影・村上 大輔)
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 巨人は、CSファイナルSも左脇腹痛の岡本和を欠く可能性が高まった。原監督は「我々の戦い方でベンチが一つに。ベンチで戦う。顎を締めながらいく」と、ベンチワークを含めた総力戦で臨む考えを示した。

 神宮でのナイター練習で岡本和はフリー打撃を行わず、別メニュー調整。指揮官は「練習でほぼ100%に近い状態じゃないと。ゲームではさらにその上に行く」と慎重姿勢だ。主砲はファーストSはベンチ裏のモニターで戦況を見つめ「こういう方がつらい」と話していたという。代役4番の丸、三塁の広岡、若林らが奮起して阪神に2連勝した。

 初戦の相手先発は奥川で2戦2敗。今季ヤクルト相手にカード別で最高の打率・368を残した丸は「勢いもある。初戦を取ることがウチとしては絶対条件」と語った。神宮で同・429の数字も頼もしい。相手に1勝のアドバンテージがある中、原監督は「我々は不利。1戦目は大事だが、トータルで考える。残ったチームは4球団。プロ野球人として誇りを持って戦ってくれる」と期待を込めた。(神田 佑)

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