オリックス・T―岡田「由伸も彼なりに緊張があった。先制できたのはよかった」 エース援護の殊勲打に喜び

[ 2021年11月10日 21:13 ]

クライマックスシリーズ ファイナルS第1戦   オリックス1-0ロッテ ( 2021年11月10日    京セラD )

パCSファイナルS<オ・ロ(1)>ヒーローインタビュー後、ポーズを決めるT-岡田(左)と山本(撮影・坂田 高浩)
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 オリックス・T―岡田外野手(33)が殊勲打ともいえる先制打を喜んだ。初回、2死一、二塁から右前に運ぶ安打で、二塁走者の宗が激走してホームイン。「宗とラオウ(杉本)が四球でつないでくれたので、僕も何とか後ろにつなごうと思った。ベンチの雰囲気も良かった。宗も走ってくれてよかった」と、先制打かつ決勝打となった一打を喜んだ。

 先発の山本はシーズン15連勝で終えたエース格。この一戦の勝ち負けはチームにとっても大きい。「久しぶりの試合だったので、由伸も彼なりに緊張があったと思う。先制できたのはよかった」と、野手のリーダーでもある男はホッと一息ついた。

 自身は14年以来、7年ぶりのCS出場。「まあ、独特な雰囲気なんで。本当に久しぶりに、こういう感じやったなと思い出しました」。前回はファーストSで敗退し、ファイナルSや日本シリーズには進めなかったが、前回の第2戦で逆転本塁打を放ったT―岡田には、今回も勝負所での一撃にも期待が掛かる。「きょうは本当に由伸におんぶにだっこで、勝たせてもらった。明日は何とか野手全員で点を取って勝ちたい」と、11日の第2戦以降は、打線爆発で援護することを約束していた。

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