これぞ新庄ビッグボス流　選手の質問をSNSで発見、インスタで公開回答「調子が悪くなった時こそ守備で」

＜日本ハム＞三塁ベースを駆け抜ける新庄監督（撮影・高橋茂夫）
Photo By スポニチ

　日本ハムの「ビッグボス」こと新庄剛志監督（49）が9日夜に選手の質問に自身のインスタグラムで返答する異例の「公開回答」を行った。

　SNS上で見つけた千葉・鎌ケ谷での秋季練習に参加している清水優心捕手の記事に反応。その記事に「シーズンは長いし、浮き沈みがあるスポーツ。一流選手は（調子の）波が少ないと思うので、しんどい時にどう耐えるのか(新庄監督に)聞いてみたい」とのコメントがあり、自身のインスタグラムで丁寧なアドバイスを送った。

　沖縄・国頭秋季キャンプを視察している新庄監督は「清水君(捕手)の質問に答えよう。長いシーズン調子が悪くなる時期は必ず何度も来る。僕は調子が悪くなった時こそスタメンから外されないように、守備で1点を防ぐ。ホームラン1本も補殺1個も同じ打点1。その気持ちで調子が上がって来るのをただただ待って耐え抜いていた。野球はキャッチーのサインから始まる」（原文ママ）とつづった。

　練習の場所は離れていても、常に目は行き届いている。新たな形での監督と選手の交流に、フォロワーからは「SNS大活用　最先端の監督です」「公開回答！素敵すぎます」などの声があふれた。