阪神・矢野監督 CSでの打倒巨人へ、実戦ボケ対策も万全 3日から練習試合3連戦で主力選手調整へ

[ 2021年11月1日 05:30 ]

神撮り<阪神 練習> 熊谷と笑顔の矢野監督 (撮影・平嶋 理子)
Photo By スポニチ

 “実戦ボケ”対策は万全だ。阪神が6日開幕のCSファーストS直前の3、4、5日に練習試合3連戦を組んでいることが31日、分かった。右足の負傷でシーズン最後の3試合を欠場した近本や、打撃不振だった大山らにとっては、状態を整える格好の舞台となる。

 「3、4、5日にアマチュア相手とはいえ練習試合があるんで、より良くしてくれたらいいかなと」。シート打撃で本塁打を放ったロハス・ジュニアについて問われた矢野監督だが、返答はチーム全体に対してのものだった。26日の中日との最終戦後、佐藤輝ら一部選手は「みやざきフェニックス・リーグ」に参加して実戦調整も、大部分の選手は10日間も実戦から離れる可能性があった。そこで3日に三菱自動車倉敷オーシャンズ、4日に大和高田クラブ、5日にNTT西日本と練習試合を組み、主力の調整に充てる。ファイナルSでの先発が予想される投手も登板予定だ。

 原監督が実戦なしの“ぶっつけ”で臨むことを明かしたファーストSの相手・巨人とは対照的な過程で、決戦に臨む。(山添 晴治)

続きを表示

2021年11月1日のニュース