阪神 プロ初リリーフの伊藤将が3回無失点の好投 西勇緊急降板のピンチ救った

[ 2021年10月13日 20:27 ]

セ・リーグ   阪神―巨人 ( 2021年10月13日    東京D )

<巨・神24> 7回、笑顔で糸原とグラブタッチをする伊藤将(右) (撮影・平嶋 理子)
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 4回からプロ入り初めて救援登板した阪神・伊藤将が、3回1安打無失点と好リリーフを見せた。

 先発の西勇が1回2/3で緊急降板も、2番手・馬場が3回まで無失点投球。その後を受けたルーキー左腕は4回を3者凡退に抑えると、5回は先頭の投手・菅野に中前打を浴びながらも松原を空振り三振、坂本を中飛に打ち取り、最後は丸を3球で見逃し三振に。6回も岡本和、中田を打ち取り、大城に四球を与えながらウィーラーを遊飛に仕留めた。

 今季開幕からここまで、ほぼ先発ローテーションを守り続け、この試合登板前まで8勝7敗、防御率2・67。前日12日の巨人戦からブルペン待機となった理由について矢野監督は「この3試合は(ブルペンに)入れながら、目の前の試合を勝つしかないんでね。そこを全力、全力全員でというところで(伊藤)将司にも入ってもらった」と12日の試合後に明かしていた。ルーキー左腕が、シーズン最終盤での初救援にも応えてみせた。

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2021年10月13日のニュース