DeNAドラ1小園に“番長サプライズ”内緒でオンライン対面!右腕ニッコリ「優しそう」

[ 2021年10月13日 05:30 ]

指名あいさつ後、リモートで三浦と言葉を交わす市和歌山・小園(撮影・後藤 大輝)
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 指名あいさつを終えたDeNAドラフト1位の市和歌山・小園をサプライズが待っていた。報道陣が待つ会見場に現れると、モニター画面から声がした。

 「監督の三浦でーす。ともに戦っていきましょう!」

 驚く小園に三浦監督は「(感染予防の)チームルールでそちらに行けないけど、元気に会えるのを楽しみにしています」と続けた。

 学校には進藤達哉編成部長、河原隆一スカウティングディレクター、安部建輝スカウトが訪れた。この日は広島でナイター。新型コロナ感染予防の観点からも三浦監督は同行せず、サインを入れた交渉権獲得の当たりクジが託されていた。

 一方で、小園には内緒でオンラインでの対面を演出。「ハマの番長」の登場にマウンド度胸満点の最速152キロ右腕もタジタジだったが、指揮官の穏やかな語り口で徐々に緊張も解けた。小園が「和歌山と違って横浜は都会だと思うので人に酔わないようにしたい」と不安を漏らすと、三浦監督は「自分も同じ関西人。優しい人ばかりなので住めば都です」と励ました。

 小園は「テレビで見ていた時は怖そうな感じはあったけど実際に話してみて優しそう」とにっこり。三浦監督も「高校生ではズバぬけた投手」と称えるなど、将来のエース候補との「初対面」は大成功だった。(君島 圭介)

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2021年10月13日のニュース