再び露呈した虎の泣き所 及川が7回に3失点でジ・エンド 矢野監督「7回をどう乗り切るか考えてるけど」

[ 2021年8月31日 22:12 ]

セ・リーグ   阪神5ー8中日 ( 2021年8月31日    甲子園 )

<神・中(15)>7回勝ち越しを許した阪神・及川(右二人目)のもとに集まるナインと福原コーチ(撮影・後藤 正志)
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 虎の“泣き所”は明らかだ。5―5で迎えた7回。3番手で登板した及川が2死一、二塁で福留に右翼越えの勝ち越し適時二塁打を浴びるなど3失点と精彩を欠いた。

 試合後、矢野監督は「小川、馬場、及川あたりで何とか、7回をどう乗り切るかを考えているんだけど」と振り返った。マルテを昇格させ、後半戦から中継ぎに配置転換し“7回の男”を任せる予定だったアルカンタラを外国人枠の関係で抹消。打線強化を優先したため、やむを得ない状況も、現状の課題が黒星に直結してしまった。

 指揮官が話したように、今後も20歳の及川、この日1回無失点と好投した小川、馬場の状態を見て日替わりで7回に起用していく可能性が高い。その3投手の奮起、そして直接8回の岩崎につなぐ先発の力投で“魔の7回”を出現を防いでいく。

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2021年8月31日のニュース