巨人 ヤクルトとの“壮絶”首位攻防第1R制す!地元凱旋・吉川が3安打4打点と大暴れ

[ 2021年8月31日 21:38 ]

セ・リーグ   巨人10―8ヤクルト ( 2021年8月31日    岐阜 )

<巨・ヤ>初回1死、吉川は勝ち越しソロホームランを放ち、ナインと一緒に「わっしょい!わっしょい!」 (撮影・森沢裕)
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 セ・リーグ首位に浮上した巨人は31日、ホーム扱いとなった岐阜で2位・ヤクルトと対戦。首位攻防戦らしく激しいシーソーゲームとなった一戦を10―8で勝利。地元・岐阜出身の吉川尚輝内野手(26)が5打数3安打4打点の大活躍。両チーム合わせて30安打という乱打戦を勝利へと導いた。

 打線は初回、先頭の丸が15号同点ソロ。吉川にも地元“凱旋弾”となる4号ソロが飛び出し2―1と逆転に成功。2―3とリードされた4回には無死満塁から松原の左犠飛により同点。2死一、二塁となって丸の右線適時二塁打により再び勝ち越した。

 先発のメルセデスは初回、青木に4号ソロを浴び先制を許すと、2―1と逆転した直後の2回にも失点。無死一塁からサンタナに9号2ランを被弾し、あっさり逆転された。さらに4―3と再逆転した5回にも失点。1死一、三塁から村上のボテボテのゴロを一塁へ送球するもセーフ。投手への適時打となって同点。その後2死満塁としたところで降板となった。

 2死満塁のピンチで登板した2番手の鍵谷はサンタナを空振り三振に仕留めると、6回も続投し3者凡退。試合の流れを呼び込む素晴らしい投球を見せると打線が奮起。1死一、二塁から代打・中島が三塁強襲の適時二塁打を放ち1点を勝ち越すと、2死満塁から吉川が走者一掃の中越え3点適時三塁打。8―4と勝利を大きく引き寄せると7回にも2点を追加した。

 しかし10―5とした8回から登板した4番手のデラロサが乱調。中村から5者連続安打を許すなど1死も取れないまま3失点で降板となってしまった。それでも無死一、三塁から5番手としてマウンドに上がった中川が好リリーフ。青木を投ゴロ、山田を中飛、村上も中飛に抑え追加点を与えず。9回は“守護神”ビエイラが無失点で締め15セーブ目を挙げた。

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