巨人・吉川 地元“初凱旋”で3安打4打点の大活躍!サイクル安打達成にも大手

[ 2021年8月31日 20:36 ]

セ・リーグ   巨人―ヤクルト ( 2021年8月31日    岐阜 )

<巨・ヤ>6回2死満塁、吉川は走者一掃の三塁打を放ち、ガッツポーズ(撮影・森沢裕)
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 巨人の吉川尚輝内野手(26)が31日、地元・岐阜でのヤクルト戦に「3番・二塁手」として先発出場。初回に勝ち越し4号ソロを放つと、5―4で迎えた6回の第4打席では2死満塁から走者一掃の中越え3点適時を放ち再び地元ファンから大歓声を浴びた。吉川はこの日3安打(本塁打、安打、三塁打)を放っており次の打席で二塁打を打てばサイクル安打達成となる。

 学生時代から慣れ親しんだ長良川球場でプロ初出場となった吉川は第1打席、ヤクルト先発・小川から4号ソロを放ち、2―1と勝ち越しに成功。「お客さんの拍手だったり応援がすごかったです」と地元ファンからの声援を喜んだ。

 首位攻防戦らしく激しいシーソーゲームのなか迎えた4―4の6回、再び吉川に見せ場。1死一、二塁から代打・中島の三塁強襲の適時二塁打で1点を勝ち越し、さらに2死満塁のチャンスで吉川が第4打席へ。吉川は相手3番手・坂本の投じた3球目、144キロのストレートを捉えるとグングン伸びた打球はセンターオーバーの適時三塁打。吉川は第2打席にも左前打を打っており地元でのサイクル安打達成に王手をかけた。

 ▼巨人・中島「打ったのはまっすぐです。あたりは良くなかったけどね、もうどんなあたりでもいいよね。点が入れば。チャンスの打席に立たせてもらって感謝です」

 ▼巨人・吉川「打ったのはストレートですかね。もうね、もう、なんだろ。必死です。おもいきっていきましたよ。打てて良かったです!汗だくわっしょいです」

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