“開幕戦男”ソフト・石川復活の11K「手応え感じた」 8回途中無失点で約2カ月半ぶり白星

[ 2021年8月13日 22:15 ]

パ・リーグ   ソフトバンク3―0日本ハム ( 2021年8月13日    ペイペイD )

<ソ・日15>ファンに手を振る石川(撮影・中村 達也)
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 開幕戦男がチームに勢いを呼び込んだ。シーズンに続き、後半戦の開幕投手を託されたソフトバンク・石川柊太投手(29)が8回途中1安打無失点の快投で4勝目を挙げた。5月28日巨人戦以来、2カ月半ぶりの白星で自身の連敗を5で止めた。

 力のある直球に加え、持ち味のパワーカーブとフォークを軸に今季初の2桁となる11三振。「バロメーターになる。三振が少ない近藤から取れた。手応えを感じながら投げられた」とうなずいた。

 3月26日ロッテ戦は7回1失点で育成出身初の開幕戦白星をマーク。前半戦は3勝8敗と不本意な成績だったが、気持ちを切り替えて臨んだ。「開幕投手に近い気持ちで意気込んで投げた。ローテーションを守ることが優勝につながる」と逆襲を誓った。

 工藤監督は「見事なピッチング。この1カ月間の中で、いい調整をして今日に合わせてくれたのは素晴らしい」と絶賛した。

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2021年8月13日のニュース