巨人“伝統の一戦”で悪夢再び…甲子園で94日ぶり今季2度目の7回コールド負け、両手広げ“WHY”

[ 2021年7月9日 20:38 ]

セ・リーグ   巨人1―4阪神 ( 2021年7月9日    甲子園 )

<神・巨>7回コールドゲームでの敗戦に、無念さをにじませる原監督(撮影・北條 貴史)
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 逆転でのリーグ3連覇を目指す巨人は7回途中降雨コールドで阪神に敗れて2連敗。直近5試合で1勝4敗となり、最大14あった貯金が11に目減りするとともに首位・阪神とのゲーム差が3・5に開いた。

 1―4と3点を追う7回にウィーラー、松原の連続長短打で無死二、三塁と反撃の糸口をつかんだが、ここで試合途中から降り続いていた雨が強くなり、試合が一時中断。結局、試合は再開されることなく、27分間の中断後に降雨コールドとなった。眞鍋主審がコールドゲームを告げると、三塁側の巨人ベンチでは宮本チーフ投手コーチが両手を大きく広げて“WHYポーズ”。同じくベンチで両手を広げた原監督は主審に説明を求めたが、すぐに引き下がっている。

 甲子園での阪神―巨人戦では今季初の“伝統の一戦”となった4月6日も巨人が2―6で7回降雨コールド負け。7回裏の阪神攻撃後、4人の審判が集まって協議すると、試合中断もなく降雨コールドによる試合終了が唐突に告げられた。この時も両手を広げる“WHYポーズ”で抗議の姿勢を見せた原監督は審判団に説明を求めたが、審判団による場内アナウンスはなし。それでも試合後には「もう少しイニングやっていれば3点は取ったかもしれない」と苦笑いしながら懐の深さを見せていた。

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