巨人・ウィーラー 15打席ぶり安打は左翼ポール直撃の9号ソロ 自らのバットでミスを取り返す

[ 2021年7月9日 19:20 ]

セ・リーグ   巨人―阪神 ( 2021年7月9日    甲子園 )

<神・巨>5回無死、ソロ本塁打を放ち、ナインの出迎えに雄叫びを上げるウィーラー(撮影・北條 貴史)
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 巨人のゼラス・ウィーラー内野手(34)が自らのミスをバットで取り返した。

 2・5ゲーム差で追う阪神との首位攻防戦に「5番・一塁」で先発出場。0―2で迎えた5回、先頭打者として入った第2打席で阪神先発右腕・秋山が1ボールから投じた2球目、真ん中付近に入った137キロ直球を叩くと、打球はライナーで左翼ポールを直撃する9号ソロとなった。

 ウィーラーは0―0で迎えた3回の守りで、先頭・佐藤輝の痛烈なゴロの正面に入ったが、これが股間を抜け“トンネル”。続く中野の併殺打性の遊ゴロは名手・坂本も“トンネル”して無死一、三塁となり、リーグ単独トップとなる今季9勝目の懸かった先発右腕・戸郷はここから2点を失った。

 だが、失点のきっかけとなった自らのミスを取り返すように、失策後の最初の打席で1点差に迫る本塁打。ウィーラーはこの試合の第1打席まで14打席連続無安打が続いていたが、15打席ぶり安打が貴重なアーチとなった。なお、本塁打は1日の広島戦(東京D)以来6試合ぶりとなっている。

 ▼巨人・ウィーラー (4試合ぶりの安打)どんな状況でもアグレッシブにいく姿勢は忘れないようにしている。ファーストスイングでしとめられて良かったよ。

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2021年7月9日のニュース