ロッテ佐々木朗5回4失点 初回から4回まで150キロ台連発も…球威落ちた5回に追加点許し2勝目お預け

[ 2021年7月9日 19:21 ]

パ・リーグ   ロッテー日本ハム ( 2021年7月9日    ZOZOマリン )

<ロ・日>5回無死一、二塁から高浜のバントにダッシュする佐々木朗(撮影・長久保 豊)
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 ロッテの佐々木朗希投手(19)が9日、日本ハム戦(ZOZOマリン)でプロ5試合目の先発マウンドに上がったが5回4失点で本拠地初勝利とはならなかった。

 ホームのZOZOマリンでは過去3試合で0勝1敗と勝ち星がない佐々木朗。本拠初勝利を狙うマウンドで初回2死、高浜の初球にプロ入り後最速157キロを計測するなど16球中14球がストレートで無失点の立ち上がり。

 だが、0-0の2回1死から、安打と四球で2死二、三塁のピンチを招くと、浅間に外角低めの直球を左中間にはじき返されて2失点と先制を許した。0-2の3回は2死から渡辺に右前打を許し、続く野村にも右前打を打たれたが、右翼手のマーティンがランニングスローで三塁を狙った一走・渡辺を刺すビッグプレーで脱した。

 佐々木朗は4回、この試合初めての3者凡退。リズムに乗ったかと思われたが5回に一変。4回まで150キロ台だったストレートの球威がガクッと落ちた。先頭の浅間に147キロ直球を中前打されると、続く西川に四球。無死一、二塁から高浜の犠打を佐々木朗が一塁へ悪送球。自らのミスで追加点を許した。

 さらに無死一、三塁から近藤に右犠飛を打たれて、この回2失点。5回は直球19球中150キロ台はわずか1球。佐々木朗は5回85球を投げて8安打3奪三振3四球4失点でマウンドを降りて今季2勝目とはならなかった。

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2021年7月9日のニュース