中日・田島　トミー・ジョン手術乗り越え、2年ぶりに1軍昇格「めちゃくちゃ緊張」

＜中・D＞1軍に合流し、キャッチボールで汗を流す田島（撮影・椎名　航）
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　中日・田島慎二投手（31）が9日、約2年ぶりの1軍昇格を果たした。

　バンテリンドームでの試合前練習を終えると「めちゃくちゃ緊張して、めちゃくちゃ力入ってます」と初々しい表情。

　田島は19年6月に2軍落ちすると、同年はそのままファーム生活。翌20年の春季キャンプ中に右肘を痛め、4月にトミー・ジョン手術を受けた。

　地道なリハビリを乗り越え、今季はウエスタン・リーグで実戦復帰を果たし18試合で防御率1・04。特に直近15試合は無失点と好調を維持し、昇格を勝ち取った。

　かつての守護神は前日8日の練習前に1軍昇格を伝えられたといい「気持ち切り替えてしっかりやってやるぞ。すごいやってやるぞという気持ちが自分の中であるが、できるだけ冷静に」と意欲。

　1年以上に渡るリハビリ生活を振り返り「やっているときは順調で長いと感じなかったが、振り返ってみると長かったなという感じです」としみじみ。

　その上で「しっかり抑えられたら。まずはサポートしてもらった方達に感謝を込めて投げられたら」と話した。