ダルビッシュ 降板理由は左股関節周辺の張り 5日後のオールスター戦登板に影響?

[ 2021年7月9日 14:51 ]

ナ・リーグ   パドレス9―8ナショナルズ ( 2021年7月8日    サンディエゴ )

パドレスのダルビッシュ(AP)
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 ダルビッシュ有投手が左股関節周辺の筋肉の張りを訴えて、3回8安打、今季ワーストの6失点で降板した。試合後にジェイス・ティングラー監督が明かした。選手間投票で4年ぶり5度目の選出となった13日(日本時間14日)のオールスター戦(デンバー)の登板に影響する可能性が出てきた。

 初回1死からターナーにソロ本塁打を浴びた。その後も3長単打を続けられ、このイニング3失点。2回は3者凡退としたが、3回には先頭から3連打を許し、犠飛も加えられるなど再び3失点した。球数は64球だったが、この回限りでマウンドを降りた。

 「数試合前から腰の張りがあった。投球には問題なく先発したが、左股関節周辺の筋肉の張りを訴えた。本人は投げたがったが、股関節周辺が硬くなったので降板させた」とティングラー監督は説明した。

 オールスター戦登板への影響について問われた指揮官は「これ以上のことは今は分からない。明日以降の状態を見て考える」と話した。

 ダルビッシュはレンジャーズ時代の17年以来、4年ぶり5度目の選出となったが、オールスター戦での登板は14年に1回完全投球を披露した1度だけ。これまでに対戦がなく、注目を浴びている大谷との対戦について「もし投げられたら凄くうれしい。そうなることを願っている」とも口にしていた。

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