白血病乗り越えた北別府さん「必ずや今回もお二人で乗り越えてください」 大島夫妻にメッセージ

[ 2021年6月7日 21:19 ]

北別府学氏
Photo By スポニチ

 広島のエースとして通算213勝を挙げ、昨年1月に公表した成人T細胞白血病(ATL)から復帰した野球解説者の北別府学さん(63)が7日、自身のブログを更新。ステージ4の大腸がんと肝臓転移を公表し、たまった腹水を抜く治療を受けて6日に退院した元日本ハム監督で野球解説者の大島康徳さん(70)夫妻を気遣った。

 「私も随分と励まして頂いた大島先輩」と書き出すと「今大変な状況を乗り越えておられると言う記事を拝見しました」と大島夫妻について記述。「名球会ハワイ総会で毎年お目にかかっていましたが、大島ご夫妻の仲の良さは皆が認めるところでした。病気をされていない時から一心同体かと思えるほど何をされるにも一緒でしたよね。その当時我が家は?と家内と話をしましたが2心2体!と言われたような記憶があります」とジョークもまじえて大島夫妻の仲の良さについて触れた。そして「必ずや今回もお二人で乗り越えてください」とメッセージ。「直接の連絡先を知らないのでこちらから失礼します!」と結んだ。

 大島さんは腹水を抜く治療を受けるため3日に入院し、6日に退院。5日夜のブログでは「どうやら抜いてもらった腹水でっかいペットボトル1本分くらいは優にあったそうです。でっかいペットボトルって2リットルですよね?驚きました。そりゃ重たいわ。そりゃお腹ぱっつんぱっつんになるわ」とつづっていたが、退院した6日夜のブログでは「パンパンだったお腹はずいぶんと楽になりました。実は…抜いてもらった腹水は2リットルじゃなくて3リットルだったんです。サバ読みました(笑)すみません」と明るく“真相”を報告。「足にも少し浮腫みが出始めていてのですがそちらも、おかげさまで引いてきました。先生はじめ病院の皆様に感謝です。ありがとうございました」とつづっていた。

 北別府さんは昨年1月に成人T細胞白血病を患っていることを公表。愛妻の献身的な支えを受けながら同年5月には次男をドナーとする骨髄移植を受け、今年3月には約1年2カ月ぶりにテレビ番組コメンテーターとして“現場復帰”を果たしている。

続きを表示

2021年6月7日のニュース