阪神 登板回避のガンケルが特例2021によって抹消 陽川、西純も2軍調整へ

[ 2021年6月7日 15:09 ]

阪神のガンケル
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 阪神は7日、ジョー・ガンケル投手の出場選手登録を、「特例2021」に乗っ取って抹消した。

 6日ソフトバンク戦に予告先発されていたガンケルは、5日の練習後に喉の痛みと頭痛を訴えたため、西宮市内の病院を受診。核酸増幅法による検査を実施して新型コロナウイルス「陰性」判定を受けた。喉の痛みが軽度に残る程度で、発熱等の症状も見られなかったが、球団はNPB、ソフトバンクに報告の上、大事を取って登板回避させ、2軍から西純を急きょ昇格させて先発させた。

 だがセ・リーグのアグリーメントの「発表後の予告先発変更について」の項目には「試合当日に変更された投手は、当日のベンチ入り人数(最大26名)に含めるが、出場できない」とあり、ガンケルはこの部分に該当。そのため、出場選手登録されてベンチ入りメンバーに名を連ねていた。

 この日甲子園で行われた投手指名練習にガンケルは姿を見せず。福原投手コーチは6日のソフトバンク戦後に助っ人右腕の次回登板について「今後の状況を見ながら決めていきたい」と話していた。

 また、緊急登板した西純と、陽川も出場選手登録を抹消された。

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2021年6月7日のニュース