ヤクルト・青木「交流戦男」の本領発揮 歴代1位通算打率・335に上昇

[ 2021年6月7日 05:30 ]

交流戦   ヤクルト9―6西武 ( 2021年6月6日    神宮 )

<ヤ・西>8回、右中間に適時二塁打を放つ青木(撮影・吉田 剛)
Photo By スポニチ

 「交流戦男」のヤクルト・青木が本領を発揮した。5―6の8回無死一、二塁。「打席に立つのに緊張した。甘いところに来たら積極的に強く振ろうと」と右中間へ2点二塁打。試合を決める逆転打を放ち、ベース上でガッツポーズした。

 4回は左翼フェンス直撃の適時二塁打、6回にも左前打で4戦連続マルチ安打。交流戦の打率は・432と絶好調で、通算でも歴代トップの打率を・335まで上昇させた。

 交流戦前までは2割台前半と不振。「流れを変えたくて」と登場曲を昨季使用したGLAYの「BELOVED」に変更。ユニホームをオールドスタイルからロングパンツスタイルに替えたりもした。1本を打つためにひたむきに貪欲な39歳が、得意の交流戦で一気に復調してきた。(青森 正宣)

続きを表示

この記事のフォト

2021年6月7日のニュース