巨人・岡本和「初めてやるピッチャーですし、見ても仕方ないなーと思ったんで」 初球を逆転V打

[ 2021年6月2日 21:51 ]

交流戦   巨人4―3西武 ( 2021年6月2日    東京D )

<巨・西2>5回2死満塁、宮川から逆転の左前適時打を放つ岡本和(撮影・光山 貴大)
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 巨人の主砲・岡本和真内野手(24)が5回に逆転の2点適時打を放ち、チームの2連勝(1分け挟む)に貢献した。

 1―3で迎えた5回に2死一塁から石川、ウィーラー、吉川、岡本和の4連打で一挙3点を挙げて逆転に成功。この回、ウィーラーの2打席連続適時打となる中前打で1点差に迫ると、マウンドが先発のダーモディから宮川に代わった初球を岡本和が叩きつけた打球が三遊間をしぶとく抜ける2点適時打となって逆転に成功した。

 試合後、お立ち台に立った岡本和は満塁での2点適時打について「まぁ、あの…。何とかしようと…思ってたんで。まぁ、あの…。いいところに飛んでくれて良かったなと思います」といつも通り表情を変えずに淡々とコメント。代わりバナの初球を叩いたことについて聞かれると「初めてやるピッチャーですし、見ても仕方ないなーと思ったんで。まぁ、その結果がヒットになって良かったなと思います」と“岡本節”もさく裂した。

 これで3試合連続の5打点。48打点は両リーグ断トツトップだ。それでも「やっぱり皆さんがチャンスで回してくれるんで、何とかしようと思った結果が今につながっているかなと思います」と味方に感謝。3連戦最終戦は2018年までチームメートだった39歳の内海が西武の先発マウンドに上がるが、そのことに水を向けられても「やっぱり勝たないといけない試合なので、しっかりチーム一丸となって頑張りたいなと思います」として言及は避け「あしたも点を取って勝てるように頑張りますので応援よろしくお願いします」と話すにとどまった。

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