中日・与田監督はコリジョン適用に釈然とせず「故意にブロックの判断は解釈に違い」

[ 2021年6月2日 21:35 ]

交流戦   中日2-2ロッテ ( 2021年6月2日    バンテリンD )

<中・ロ(2)>9回2死二、三塁、角中の中前2点適時打で、二塁走者・中村は本塁に滑り込み一旦アウトと判定される(捕手・木下拓)(撮影・椎名 航)
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 中日・与田監督は土壇場で適用されたコリジョンルールに不満を募らせた。

 2―0の9回2死二、三塁から抑えの又吉が角中に中前打を浴び、三塁走者が生還。二塁走者の中村奨もヘッドスライディングで本塁へ突入した。

 そこへ中堅・大島から返球され、捕手・木下拓が中村奨の顔面付近にタッチ。牧田球審が腕を上げ、アウトの判定を下し試合終了のはずだった。

 ところがロッテ・井口監督のリクエストによるリプレー検証の結果、コリジョンルールが適用され、中村奨の生還を認定。2―2の同点とされた。

 与田監督は試合後、「我々として、故意にブロックしたと思っていない」と苦い顔。

 「ジャッジメントなので受け入れざるを得ない」としながらも「野球というスポーツの流れの中で、あれを故意にブロックという判断は解釈の違いがある」と釈然としない様子で振り返った。

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