待望の復帰…菊池涼が登録 巨人・小林は広島・野村と“元広陵バッテリー”同日昇格 デラロサ抹消

[ 2021年6月2日 17:00 ]

広島・菊池涼
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 日本野球機構(NPB)は2日、出場選手登録および抹消を発表し、セ・リーグでは新型コロナウイルス感染で離脱していた広島の菊池涼介内野手(31)や巨人の小林誠司捕手(31)が登録された。また、巨人で守護神を務めるルビー・デラロサ投手(32)は抹消となっている。

 菊池涼は5月17日に39・8度の発熱があり、新型コロナウイルス感染を調べるPCR検査で陽性が判明。翌18日に登録を抹消されていた。現在もセ・リーグトップの打率・342を誇り、昨季は二塁手としてNPB史上初の守備率10割を達成するなど守備の要でもある菊池涼の復帰が、今季ワーストの借金6にあえぐチームにカンフル剤となるか注目される。

 また、デラロサは前日1日の西武戦(東京D)で3点リードの9回に登板し、2本塁打を浴びて同点とされるなど精彩を欠いた。小林は今季ここまで6試合、1打席の出場にとどまり、4月7日に登録抹消。小林と広陵(広島)時代にバッテリーを組み、2007年夏の甲子園で準優勝した広島の野村祐輔投手(31)も同日の日本ハム戦(マツダ)先発に備えて出場選手登録されており、現在のチームは違うが元同級生の同時昇格となっている。

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2021年6月2日のニュース