堀内さん 緊急降板の巨人・高橋は「股関節をやったと」 デラロサ炎上も「打たれる時もある」

[ 2021年6月2日 14:30 ]

堀内恒夫氏
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 現役時代に巨人エースとして通算203勝をマークし、巨人監督も務めた野球解説者の堀内恒夫さん(73)が2日、自身のブログを更新。前日1日に行われた西武戦(東京D)の巨人投手陣について言及した。

 巨人はこの日の先発投手だった高橋が3回の投球練習中に足を気にする仕草を見せ、ベンチから元木ヘッドコーチとトレーナーが駆け付けるも続投。だが、4回に1死から連続四球を出し、足を気にする仕草もあったことから無失点のままここで降板となった。緊急登板となった2番手の畠はこの場面を連続三振で切り抜けると、5回も連続三振を含む3者凡退でピシャリ。その後、ビエイラ、鍵谷、高梨、中川の継投で西武の反撃を1点に抑えて4―1で9回を迎えた。だが、守護神デラロサが先頭・岸に安打された後、代打・メヒアに1号2ランを浴びて1点差とされると、2死後、森に3ボールからの4球目を同点アーチとされ、引き分けに終わった。

 まず高橋について「3回に入る前の投球練習中投げ終わった後に異変は起きた。その場に座り込み屈伸をし始めた時嫌な感じがした。投球練習を見ていて軸足になる左脚の股関節をやったと思った。一瞬ピリッときたんじゃないかと」とした堀内さん。「大事にいたらなければいいけど」と高橋を気遣った上で「俺としては、その後の畠を褒めてあげたいね。よく抑えてくれたよ」とソフトバンク戦に先発して3回5失点KOされてから中3日でリリーフ登板し、打者5人から4三振を奪う力投を見せた畠に賛辞を送った。

 また、デラロサについては所用が入って見られなかったとしながらも「チームがクローザーと決めそのクローザーが打たれたなら仕方なし。そう思ってスパッと切り替えないと。彼の後のピッチャーはいないのだから。守護神と呼ばれたって打たれる時もある」とかばっていた。

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2021年6月2日のニュース