実戦復帰で好打&好守 広島・菊池涼「難なくできた」、2日に1軍合流

[ 2021年6月2日 05:30 ]

<ウエスタン 広・中>初回、広島・菊池涼が中越え二塁打を放つ
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 新型コロナウイルス感染で療養していた広島・菊池涼が1日、ウエスタン・リーグの中日戦(由宇)で実戦復帰した。1番・セカンドで先発し、6回の守備から途中交代するまで攻守で軽快な動きを披露。2日の1軍合流が決まった。

 「(隔離が)解除されて4~5日、急ピッチで練習してきた。直球マシンも結構打ったので、やってきたことが良かったかな」

 ブランクを全く感じさせなかった。初回の先頭打者。1ボールからの初スイングで中堅フェンス直撃の二塁打を放って先制のホームを踏むと、3回の守備では三好が放った二遊間へのゴロを好捕し、華麗で正確なジャンピングスローで刺した。

 「近距離でしかノックを受けていなかったので、守備の方が少し不安だったけど、難なくできたかな…と」

 5月17日に39・8度の発熱があり、PCR検査で陽性が判明。27日に隔離期間を終え、自主練習を再開していた。新人だった12年以来9年ぶりのウエスタン参戦で全快をアピールした31歳に、佐々岡監督は1軍合流について「その予定」と語った。(江尾 卓也)

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2021年6月2日のニュース