阪神4番は大山!! 25日開幕の交流戦ではDHでなく三塁を守る 佐藤輝は「6番・右翼」が濃厚

[ 2021年5月24日 05:30 ]

<ウエスタン 神・中>3回1死一、二塁、中日・松葉から左前打を放つ阪神・大山(代表撮影)
Photo By スポニチ

 背中の張りが癒え、あす25日のロッテ戦から1軍に合流予定の阪神・大山について、井上ヘッドコーチが交流戦初戦から「4番・三塁」での起用を示唆した。

 「4番は大山で行きたいなと思うし、DHでということは、ほぼほぼないと思っていい。監督もその考えは持ってくれていると思う。(1軍を)2週間くらい離れていたから、まず6番で7番でというのは頭にない」

 首脳陣の信頼感がうかがえる。4番の椅子を用意してもらっている以上、大山もいい状態で臨みたいところ。この日はウエスタン・リーグ中日戦に2日連続で「4番・三塁」で先発。3回1死一、二塁では松葉の甘い変化球を左前打した。三塁守備では打球処理は7回の一度だけだったが軽快にゴロをさばいた。実戦復帰後2戦目でフル出場し、平田2軍監督も「何の問題もない」と状態に関しては太鼓判を押した。

 大山自身も22日の試合後には「試合に出てチームの勝利に貢献しないと意味がない」と前を見据えており、離脱してチームに迷惑をかけた分は結果で取り返そうと、静かに闘志を燃やしている。

 大山の復帰で「4番・三塁」の代役を務めたドラフト1位・佐藤輝は開幕当初の「6番・右翼」に戻る見込み。強力布陣で苦手とする交流戦でも白星を重ね、首位固めを進める。

続きを表示

2021年5月24日のニュース