ダルビッシュ、7回1失点で5勝目の権利

マリナーズ戦で力投するダルビッシュ（AP）
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　パドレスのダルビッシュ有投手（34）は23日（日本時間24日）、サンディエゴでのマリナーズ戦で今季10度目の先発登板。タティスJRの先制ソロ本塁打による1点のリードを守っていたが、5回6番・ハガティの中前に落ちる安打が二塁打になり、2死後、9番投手のダンに、2―0から85マイル（約136・7キロ）の高めカッターを右翼に、この日新型コロナの負傷者リストから復帰したマイヤーズの打球判断が悪く頭の上を越され適時二塁打となった。

　5回までマリナーズ先発のダンに1安打1点に抑えられていたパドレスだが、6回裏、4連打と犠飛などで一挙3点を奪い4―1とリード。ダルビッシュは7安打を許したが、2度の併殺でピンチを切り抜け1失点のみ。7回裏に代打が出てお役御免、今季5勝目の権利を持って降板した。7回を投げて7安打無四球、5奪三振、1失点。直球の最速は3回にハニガーを左飛に討ち取った96・8マイル（155・8キロ）だった。

　防御率は1・75。パドレスは勝てば9連勝でメジャー最速で30勝目をあげることになる。