コロナ下の交流戦も特別ルール 全日程消化できない場合6・17終了時点勝率で優勝決定

[ 2021年5月24日 14:37 ]

19年の交流戦で優勝したソフトバンク工藤公康監督(左端)やナインがファンにあいさつ
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 プロ野球は24日、12球団代表者会議を開き、25日に開幕する「日本生命セ・パ交流戦」の今季限りの特別ルールを決めた。これまでは全日程終了後に勝率第1位球団を優勝チームとしてきたが、6月17日までに全日程が消化できなかった場合、期間内最後の予備日となる6月17日終了時点での勝率第1位球団を優勝チームとする。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、多くの試合が延期され、期間内に全日程を消化できない場合に備えた措置となる。

 この場合の優勝チームは(1)15試合以上消化、(2)勝率5割以上を条件とする。ただし消化が15試合に満たない球団でも、未消化試合を負け数として加算し、その勝率が1位球団を上回る場合は、優勝チームとする。(1)、(2)の条件を満たす球団が1チームもない場合は、全球団が未消化試合を負け数として加算し、その勝率によって優勝チームを決定する。なお2位以下の順位については消化試合数に関係なく、6月17日終了時点での勝率によって決定する。

 6月17日以降に組み込まれる試合の勝敗数は、交流戦の順位決定には算入しない。

 交流戦優勝チームには、日本生命保険相互会社から賞金3000万円が贈られる。

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2021年5月24日のニュース