中日・根尾は「危機感」で変わる 5試合ぶりの先発で初のマルチ安打「いつまでもスタメンと思っていない」

[ 2021年4月27日 23:10 ]

セ・リーグ   中日2-1阪神 ( 2021年4月27日    バンテリンD )

<中・神(4)>6回無死、中日・根尾は右前打を放つ(投手・西勇)(撮影・坂田 高浩)
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 中日・根尾昂内野手(21)が5試合ぶりのスタメン出場で、自身初の1試合2安打を記録。「ヒットを欲しがっていたけど、しっかり振った結果、2本出たので次につながる」と笑顔だった。

 危機感が原動力だ。欠場の間、他の外野手が結果を出し、新外国人のガーバーもこの日、ウエスタン・リーグのソフトバンク戦(ナゴヤ球場)で来日初の複数安打を記録した。

 「めっちゃ打ってますね。(危機感は)ずっと持っています。ガーバー選手が来る前から思っていた。いつまでもスタメンで出られると思っていない。チャンスをつかまないと、と思っている」

 3回1死からは自身初の長打となる左翼線への二塁打。0―1の6回は先頭打者として右前打で出塁。三塁に進み、京田の左犠飛で同点のホームを踏んだ。与田監督も「ゲームから外して、打撃コーチといろいろ課題を練習で取り組ませようと。少し、外す時間がかかってしまったが、今日、練習の成果がうまく出た」と認めた。

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2021年4月27日のニュース