青学大2年生右腕・松井大輔 初勝利が完封「自分の投球ができた」

[ 2021年4月27日 05:30 ]

東都大学野球 第5週第1日   青学大5-0亜大 ( 2021年4月26日    神宮 )

<亜大・青学大>青学の先発・松井(撮影・西川祐介)
Photo By スポニチ

 1回戦3試合が行われた。青学大は亜大を5―0で下し、連敗を4で止めた。松井大輔投手(2年)が3安打完封でリーグ戦初勝利を挙げた。首位の中大は駒大に4―1で競り勝ち、リーグトップの7勝目をマークした。

 2年生の松井がわずか3安打に封じ、リーグ戦初勝利を初完封で飾った。1メートル68の小柄な右腕は140キロ台前半の直球とチェンジアップを低めに集める丁寧な投球で8三振を奪い「自分の投球ができてよかった。うれしい」と笑顔。安藤寧則監督は「今日の内容だと代えるところがなかった」と快投を称えた。

 名前の大輔は甲子園のスターで、ヤクルトなどで活躍した荒木大輔氏に由来し、サッカー日本代表でも活躍した松井大輔と同姓同名だ。県岐阜商時から後輩の1年生・佐々木のリーグ戦で4本塁打を放つ躍動ぶりに「後輩が大活躍している。先輩なので頑張らないと」と言う。先輩の意地でチームの連敗を4で止める白星をもたらした。(柳内 遼平)

 ▼亜大・生田勉監督(零敗を喫し)負ける時はこんなもの。(松井は)一人で投げ切る気迫が出ていた。それに押されてしまった。

続きを表示

2021年4月27日のニュース