西武の新スピードスター、ドラ4・若林 球団新人初月間2桁盗塁なるか?

[ 2021年4月27日 08:30 ]

西武・若林
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 レオのガクトは一流の足を持っている。開幕1軍入りした西武のドラフト4位ルーキー・若林楽人はここまで22試合に出場、リーグトップの9盗塁をマークしている。4月13日の日本ハム戦からは1番に定着、打線のけん引役を務めている。

 若林は今月だけで7盗塁。月間7盗塁は5盗塁の源田を抑えてリーグ1位だ。西武の月間最多盗塁は秋山幸二(90年5月)、松井稼頭央(97年5月)、片岡易之(09年9月)、金子侑司(16年8月)の14盗塁となっている。新人では81年9月の石毛宏典と17年5、7月の源田の8盗塁が最高で、今月まだ4試合を残す若林が記録を更新する可能性は大いにある。さらに新人で月間2桁盗塁となれば球団初、リーグ全体でも10年5月の荻野(ロ)以来11年ぶり6人目、8度目。開幕直後の4月では前記の荻野しかマークしていない。

 若林の盗塁成功率は.818。盗塁死は2度あるが1度は一、三塁からの本盗で二盗の失敗は1度だけ。今週対戦するロッテと日本ハムからは2盗塁ずつ決めており成功率は100%だ。秋山、松井、片岡、金子ら多くのスピードスターを輩出してきた西武の新快足は塁上でも目が離せない。(記録課・八田 朝尊)

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