ヤクルト連勝「5」でストップ 巨人との乱打戦に敗れ3位転落…村上は2発で両リーグ最速10号到達

[ 2021年4月27日 22:05 ]

セ・リーグ   ヤクルト11―14巨人 ( 2021年4月27日    神宮 )

<ヤ・巨>2回1死三塁、田口のスクイズで生還した元山(左)を迎える村上(右)らヤクルトナイン(撮影・島崎忠彦)
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 ヤクルトは27日、無観客開催となった神宮で巨人と対戦。序盤から点の取り合いとなったシーソーゲームは11―14で敗れ、連勝が「5」でストップし3位転落。村上宗隆内野手(21)が、両リーグ最速の10号到達となった2本塁打を含む4打数3安打3打点と活躍するも投手陣が崩壊。守護神・石山泰稚投手(32)が1/3回2安打3失点で今季初黒星を喫した。

 先発の田口は立ち上がり悪く、2回までに7安打浴び4失点。初回には2死満塁から三塁手・村上の適時失策も出てしまった。

 それでも痛恨の失策となった村上が打で奮起。2回、先発・畠の2球目を捉え弾丸ライナーでバックスクリーン左横へ飛び込む9号ソロ。リーグ単独トップとなる一発が口火となって、この回一挙4得点。試合を振り出しに戻した。

 7回には再び2点のリードを許すも、無死一塁から山田が9号同点2ラン。相手4番手・鍵谷の甘く入ったフォークを見逃さず左翼スタンドまで豪快に運んだ。

 しかし9回、守護神・石山が先頭のウィーラーに2号ソロを被弾。代わった8番手の梅野も4安打3失点と崩れ、この回計6失点。その裏、村上が10号2ランを放つなど3点を返し意地を見せたが11―14で敗れた。なお、両リーグ最速の10号に到達したのはヤクルト日本人選手では村上が初となった。

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