佐藤輝の「不敗神話」が…阪神、痛恨の逆転負け ドラ1がアーチ放った試合で初黒星

[ 2021年4月27日 20:29 ]

セ・リーグ   阪神1-2中日 ( 2021年4月27日    バンテリンD )

<中・神> 8回2死一塁、リクエストを行使するも盗塁死の判定は覆らず、ぼう然とする阪神・近本(撮影・大森 寛明)
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 阪神はドラフト1位・佐藤輝のプロ入り後初の2試合連続7号ソロで先制するも、逆転負けを喫した。

 佐藤輝は2回2死に昨季の沢村賞投手・大野雄のツーシームを完璧に捉え、右中間スタンドの中段まで到達する驚愕の一撃。03年村田修一(横浜)が持つドラフト制以降で4月までの新人最多本塁打7本に並んだ。

 先発の西勇は5回まで無失点投球も、6回1死一、三塁で京田に犠飛を浴びて同点に。更に7回には1死一、二塁で木下拓に左翼へ適時打を浴びて逆転を許し、結局7回7安打2失点で降板した。

 打線も佐藤輝の一発以外は大野雄の前に沈黙。8回までヒットわずか2本に封じ込まれた。9回はR・マルティネスに抑えられ、敗戦。バンテリンドームでは昨季から合わせて6連敗となった。なお、佐藤輝がプロ入り後本塁打を放った試合は敗れていなかったが、その不敗神話も崩れた。

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