聖カタリナ学園 創部6年目で初の甲子園 ドラフト候補の4番川口「歴史が浅いからこそ、この学校選んだ」

[ 2021年1月30日 05:30 ]

第93回選抜高校野球大会出場校発表

 出場が決まり、喜ぶ聖カタリナ学園の選手たち=29日、松山市
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 女子校から16年の共学化とともに改称した聖カタリナ学園は、創部6年目で春夏通じて初の甲子園出場を決めた。愛媛大会優勝から四国大会準Vの昨秋公式戦で6試合に先発し4完投、防御率1・15と抜群の安定感を誇り躍進の原動力となった145キロ右腕の桜井頼之介(2年)は完封を目標に掲げた。

 「球数、四球を少なくして三振を取れるところは狙っていきたい」

 打の柱で桜井とともにドラフト候補に挙がるのが「4番遊撃」の川口翔大(2年)。「歴史が浅いからこそ、歴史をつくりたいと思ってこの学校を選んだ。初出場なので1勝をと言われますけど一つも負けるつもりはない」。女子校から共学となり初出場した04年に優勝した済美の再現を目指す。

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