マー君 2年契約概要明かす「1年終わった段階で話」 21年は日本一&五輪金に集中

[ 2021年1月30日 17:40 ]

入団会見で、ユニホームを着てボールを持つ田中将(撮影・篠原岳夫)
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 ヤンキースからFAとなり、2013年以来8年ぶりに楽天への復帰が決まった田中将大投手(32)が30日、都内のホテルで会見した。会見には三木谷浩史オーナー(55)が同席する異例の待遇。立花陽三球団社長(50)、石井一久GM兼監督(47)も顔をそろえ、豪華な布陣での会見となった。

 楽天とは2年契約で、年俸9億円(推定)を結んだが、「2年という契約になっているが、1年終わった段階で球団とお話をする機会を設けていただいているので自分でもどうなるかは分からない」とオプトアウト(契約破棄条項)の存在を明かした田中。さらに「アメリカでやり残したことがあると思っているので、自分としての選択肢、オプションは完全に捨て去りたくなかった」と正直な思いを明かした。

 それでも、会見では日本一への思いと東京五輪金メダルへの思いを吐露した田中。会見の最後は「100%自分の中では(切り替わっている)自分の中で日本一になるということ以外考えていない。事実としてWSに出てチャンピオンリングを手にしていないというところ、当初そこを目標にしてずっとプレーしていたのでやり残した部分であると思っているが、自分の野球人生がこの先どうなるかも分からないですし、もうチームを決める段階で気持ちを切り替えるという作業は必要なかった」と締めくくった。

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2021年1月30日のニュース