仙台育英“2年連続”センバツ 昨年の悔しさ糧に目指す東北勢初優勝

[ 2021年1月30日 05:30 ]

第93回選抜高校野球大会出場校発表

仙台育英の須江監督
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 2年分の思いを胸に、仙台育英ナインが東北勢初優勝に挑む。

 出場を決めていた昨年のセンバツは中止となり、3年生からは「優勝」を託された。須江航監督は昨夏、甲子園での交流試合で倉敷商に敗れ「残念だが相手がいいチームだった。負けても晴れやか」と聖地を後にしたが、今センバツでは勝利にこだわる。

 チームは昨秋の公式戦は9戦全勝。投手陣は最速146キロを誇るエース右腕の伊藤をはじめ、1年生左腕・古川ら駒がそろう。打線は昨秋の東北大会決勝で2本の満塁本塁打を放つなど、破壊力は抜群。4番・吉野を中心に、総合力は全国トップレベルだ。

 甲子園では春夏合わせ3度の決勝進出も、全て準優勝。復活するセンバツで、歴史を塗り替える。

 ▽仙台育英 1905年(明38)に育英塾として開塾。野球部は30年創部、63年夏に甲子園初出場。甲子園通算48勝(夏36勝、春12勝)で夏は89、15年、春は01年に準優勝。所在地は宮城県仙台市宮城野区宮城野2の4の1。加藤雄彦校長。

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