中日ドラ1高橋宏 センバツ出場の母校にライバル心!「畔柳は自分よりいい。負けていられない」

[ 2021年1月30日 05:30 ]

中京大中京時代の高橋宏斗
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 中日のドラフト1位・高橋宏(中京大中京)が他の選手らとともにキャンプ地の沖縄入り。選抜出場を決めた母校に負けない春にすることを誓った。

 「優勝候補にも上がってくるので、頑張ってほしい。(エースの)畔柳は自分よりいい球を投げている。負けていられない」

 新型コロナウイルスの影響で昨年の選抜は中止。明治神宮大会も制し優勝候補の一角に挙げられていたが、出場すらかなわなかった。それだけに「野球をできる感謝の思いを持ってほしい。野球を通じて生まれる感動を多くの人に届けて」と願う。

 昨年末、グラウンドを訪れた際には「野球に取り組む姿勢が変わっていた」と後輩たちの成長を感じた。自身もうかうかしている余裕はない。いよいよ初めてのキャンプが始まる。2軍スタートが決まっているだけに「自分の足元を固めて、実力を最大限アピールできたら」と一歩ずつ1軍への階段を上がる覚悟。後輩に負けない熱い春にしてみせる。 (徳原 麗奈)

 《根尾&石川昂も母校に負けんぞ!》
 選抜優勝経験を持つ2人も鍛錬の春にする。18年に大阪桐蔭で全国制覇した根尾は、遊撃のレギュラー奪取を狙い「実戦では結果を求めていきたい。まずは打率を上げること」とキャンプの目標を打ち立てた。一方、19年に東邦で優勝した石川昂は昨秋の体調不良が影響し、2軍スタート。それでも「競争してやっているこの世界、どうせやるのであればトップを目指さないと面白くない」と2年前を思い出し早期1軍昇格を決意した。

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2021年1月30日のニュース