楽天・池田の新天地デビュー戦は2回4失点もファンの拍手に「嬉しかった」

[ 2020年7月17日 22:21 ]

パ・リーグ   楽天―西武 ( 2020年7月17日    楽天生命パーク宮城 )

<楽・西>8回、力投する池田駿(撮影・吉田 剛)
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 巨人からトレードで楽天に加入した池田駿投手にとって、新天地のデビュー戦はほろ苦い結果に終わった。17日の西武戦で移籍後初登板。2―6の8回、4番手で新たな本拠地・楽天生命パークのマウンドに上がった。

 8回は先頭・鈴木には甘く入ったスライダーを中前にはじき返されたが、続く源田を投ゴロ併殺。外崎も中飛に打ち取って無失点に抑えた。ただ、9回は先頭の山川に右中間フェンス直撃の二塁打を浴びると、その後は四球と3安打で4失点。2イニングを投げて2回5安打4失点という結果に「余計な力みが入ってしまった。得意のチェンジアップが抜けていて、先頭打者を出したことで苦しい投球が続いた」と振り返った。

 納得できるパフォーマンスを発揮できず、チームの連勝も2で止まったものの、池田にとっては大きな一歩目だ。投手交代のアナウンスで名前がコールされると、スタンドからは大きな拍手が。「緊張はなくて、楽しみが大きかった。マウンドに上がったときにファンの方が拍手で迎えてくれて嬉しかった。1軍で投げるのが約1年ぶりだったので、イーグルスに感謝している」と感慨深げだった。三木監督も「イーグルスのユニホームを着て投げたことでいろんなことを感じたと思うので、これからに生かしてほしい」と話した。

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2020年7月17日のニュース