ソフトバンク・バンデンハーク 京セラD初黒星…元同僚ジョーンズには特大弾献上

[ 2020年7月17日 05:30 ]

パ・リーグ   ソフトバンク3―4オリックス ( 2020年7月16日    京セラD )

<オ・ソ>3回、2死二塁、ジョーンズに2点弾を浴びたバンデンハーク。3回途中4失点でKOされた(撮影・成瀬 徹)  
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 ソフトバンクは16日、オリックスに3―4で敗れ、連勝が5でストップした。先発したリック・バンデンハーク投手(35)が3回に4点を失い、来日6年目で最短の2回2/3でKO。相性が良かった京セラドームで初黒星を喫した。打線は9回に1点差に迫るも反撃は届かなかった。

 2点を追う9回。守護神・ディクソンから1死二塁のチャンスをつくり、1番・栗原が左翼線にタイムリーを放った。だが、そのまま二塁を狙い、憤死。リプレー検証でも判定は覆らなかった。続く今宮が二ゴロに倒れ、試合は終わった。

 工藤監督は「難しい判断だったと思う。積極的にいくことは悪いことではない」とかばった。それでも栗原は「走塁に関してはやってはいけないこと。クリーンアップに入っていくことを考えるとしっかり判断するべきでした」と猛省した。

 先発したバンデンハークは3回に太田、大リーグ・オリオールズで同僚だったジョーンズに一発を浴びるなど4失点。150キロ超の剛球を投げ込むいつもの姿はなく、最速147キロにとどまり、来日6年目で最短の2回2/3で降板した。「本調子ではなかったが、何とか粘りたかった。申し訳ない…」とバンデンハーク。15年の来日から京セラドーム通算11試合目で初黒星となった。試合前のブルペンから背中の張りがあったといい、工藤監督は「いつもよりも球速が出ていなかったのでおかしくなる前に代えた。(次回登板は)明日トレーナーに聞いてから」と説明した。

 逆転負けを喫して10日の楽天戦からの連勝が5で止まった。工藤監督は「明日からしっかり切り替えてやっていく」と仕切り直しを強調した。

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