阪神・福留の43歳弾 虎では金本知憲の44歳5カ月に次ぐ2番目の年長記録

[ 2020年7月17日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神6-4ヤクルト ( 2020年7月16日    甲子園 )

<神・ヤ(6)>8回1死一塁、中越え2ランを放った福留(8番)を迎え入れて、盛り上がるナイン(撮影・坂田 高浩)
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 こんな姿を待っていた。阪神は16日のヤクルト戦で不振で先発から外れていた福留孝介外野手(43)の2打数2安打4打点の活躍で6―4で競り勝ち、4カード連続の勝ち越しを決めた。代打での同点二塁打に決勝2ランという文句なしの働き。球界現役最年長選手が健在ぶりを見せつけ、最下位から脱出させた。

 43歳2カ月の福留(神)が6回代打で今季初打点の同点2点二塁打と、8回に決勝1号2ランで計4打点。シーズン31打席目の初打点は中日時代の06年25打席目を上回り最も遅く、32打席目の初本塁打は、阪神移籍の13年以降で19年の31打席目を超えるスローペースとなった。

 また、満43歳以上の本塁打は15年8月30日に和田一浩(中)が43歳2カ月で記録して以来11人目。阪神では金本知憲の44歳5カ月に次ぐ2番目の年長記録。金本は43歳以降で18本塁打している。

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